■  点眼治療について



  眼科医が処方してくれる点眼薬に、調節麻痺剤(ミドリンM)
  という点眼薬があります。これは、近視の治療方法ですが、
  特に仮性近視の段階であれば、効果があると言われており
  ます。この調節麻痺剤を点眼すると、眼の副交感神経をおさ
  えることができて、瞳が大きく開きます。これによって、
  眼の緊張が緩むので、遠方を見ているのと同じ状態になる
  のですね。

  ですが、調節麻痺剤が効いている間は、ともすると、視界
  がぼやけた感じがしたり、近くの物が見にくくなるなどの
  障害が、日常生活で出ますので、この点眼薬は、夜寝る前
  に使うのがお勧めです。また、その効果も個人差があります。
  数回の点眼だけで近視が改善することもありますし、
  長期間にわたって、点眼する必要が起きる場合もあります
  ので、あせらず、ゆっくり続けてください。

  近視は、毛様体筋が凝り固まって発症する場合がほとんど
  ですので、その緊張をほぐす方法としては、他には遠くを
  見る望遠訓練というのもあります。前述の点眼薬による治療
  は、寝ている間に数時間の望遠訓練をしているのと同等以上
  の効果があるとのことで、期待が高まっていますね。

  とくに、仮性近視のように、急速に近視が進んだ場合に、
  調節麻痺剤を使う場合は、効果が現れやすいですので、
  仮性近視か真性近視を見分ける方法としても利用されます。
  これでも近視が改善されない場合に、真性近視と診断される
  のですね。ですが、目に悪い生活態度、生活習慣が改善され
  なければ、どんな場合でも、視力の回復は難しいものです。
  あなたの暮らしを見直してみませんか?


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