■  オルソケラトロジー



  視力矯正の一つに、オルソケラトロジーというのがあります。
  特殊なコンタクトレンズを寝ている間に装用しておくと、
  角膜が矯正されることを利用する方法で、この場合、昼間は
  裸眼で過ごせるのです。角膜が柔らかく柔軟性があることから、
  その形状を簡単に変化できることから、利用されるように
  なりました。

  このオルソケラトロジーは、1940年代には、アメリカで
  研究が始まっているのですが、そのためのコンタクトレンズが、
  ここ数年で急速に進歩したことから、現在は、アメリカは勿論、
  ヨーロッパや韓国、日本でも、オルソケラトロジーが広まって
  いったのです。コンタクトレンズで気になるところは、酸素
  透過性という点ですが、オルソケラトロジーのコンタクトレンズ
  は「超高酸素透過性レンズ」ですので、日中装用する酸素透過性
  のないコンタクトレンズより、格段に安全と言えます。

  特に、角膜に傷をつけずに、視力が矯正できることから、まだ、
  ほかの矯正手術ができない子供が、オルソケラトロジーでその時代
  を過ごし、成人してからほかのレーシック手術などで、視力を矯正
  するケースが多くなりました。子供時代は、特に角膜が柔らかく、
  新陳代謝が活発なので、このオルソケラトロジーは、すぐれた
  効果が期待できます。つまり、繰り返している間に、角膜に癖が
  ついて、毎日、レンズを使用しなくてもいい程度まで、回復できる
  のです。

  ですが、強度近視や乱視の人はこの方法は無理ですし、ドライアイ
  の人などにもお勧めできません。また、通常は、しばらく休んで
  いると、視力はまた元に戻ることも難点の一つです。
  なお、オルソケラトロジーは保険適用外になります。
  費用が2〜30万円かかることも了解しておきたいですね。


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